親知らず

抜歯について

正しく生えてなく、斜めや横向きに生えていたり、埋まっている場合は、隣の歯の虫歯を作る原因になったり、智歯周囲炎を起こしたりします。このような場合は抜歯をおすすめします。

CT診断で安全な親知らずの抜歯を

下顎の親知らずは歯根が下顎管に接していることがあります。
下顎管とは下顎の骨の中のトンネルで、中を下歯槽神経や下歯槽動脈・下歯槽静脈が通っています。親知らずの歯根が下顎管に接触している場合、抜歯を行うことで下歯槽神経麻痺を引き起こすことがあります。
このような偶発症を避ける為、レントゲンで親知らずと下顎管との接触が疑われた場合は、CT撮影をして、親知らずと下顎管との位置関係を３次元的に精査する必要があり、その上で安全な親知らずの抜歯方法を提案いたします。